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大学・研究機関向けSATREPSコンサルティング

地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)は科学技術振興機構(JST)または日本医療研究開発機構(AMED)が、それぞれ国際協力機構(JICA)と連携し、科学技術の競争的研究資金と政府開発援助(ODA)を組み合わせることにより、開発途上国のニーズに基づき、地球規模課題の解決に向けた社会実装を目指す国際共同研究を推進する事業です。

SATREPSは開発途上国の大学や研究機間等との国際共同研究が主体になりますが、相手国での(研究)活動はJICAの技術協力プロジェクトの枠組みで実施されます。したがって、SATREPSでは単に研究成果の創出だけで無く、相手国の開発課題解決に資する成果(人材育成、組織機能強化、保健システム強化など)や、プロジェクトを通して得られた便益の持続性を念頭においた協力内容の提案を行うことが必要です。しかしながら、プロポーザルの研究内容は革新的で高い研究成果が見込める(JST・AMEDの視点)ものの、研究成果がどのように開発途上国の課題解決に貢献するか(JICAの視点)の内容が十分でないものや、プロポーザルの書きぶりが研究の専門的な内容に偏りすぎており、JICAを含む専門外の審査員に分かりにくいなどの理由で、選定に至らない場合も多くあるようです。

弊社には感染症分野、生物資源分野、環境分野、農業分野で実績のあるコンサルタントが複数在籍し、大学・研究機関に対してJST・AMEDおよびJICAに対するプロポーザル作成に関する包括的なコンサルティングを提供します。

対象分野:感染症、生物資源、環境
業務内容:素案作成時のアドバイス、(JST/AMED向け)プロポーザルドラフトの修正提案、相手国側によるODA要請書案への修正提案、JST・AMED、JICA等からのコメント対応支援、など